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B型肝炎


 全世界では、約3億人がB型肝炎ウイルスに感染し、それに関わる病気で毎年約60万人が
死亡しています。日本では、B型肝炎ウイルスの感染者は焼く100万人(約100人に1人)と
推定されています。感染後の経過は様々ですが、3歳以下の子どもが感染すると、
キャリア(ウイルスを体内に保有した状態)になりやすく、キャリアにかかると慢性肝炎になることがあります。
 
 慢性肝炎になると長期にわたる治療を要し、
最悪の場合、肝硬変や肝臓がんなどの命にかかわる病気を
引き起こします。
また、急性肝炎から劇症肝炎の起こし、死に至るケースもあります。

 肝臓がんはがんの中でも死亡率が高く、がん全体の死亡者のうち男性で14.3%(第3位)、
女性で8.6%(第4位)を占めています。その割合は、この30年で3倍にもなり、今後も増加が予想されています。

 日本のB型肝炎対策は、キャリア(ウイルスを体内に保有した状態)の母親からの感染(垂直感染)予防であり、
母子感染防止策が1986年から始まりました。母子感染防止策では、生後2日以内に
抗HBs人免疫グロブリン(HBIG)を投与し、その後B方肝炎ワクチンを接種します。
 
 しかし、近年、父子感染や感染経路不明で乳幼児がB型肝炎ウイルスに感染する例が増えており、
母子感染予防だけでは、対策が不十分といえます。


 【B型肝炎ウイルスの感染経路】


垂直感染 ●母子感染
※現在は、母子感染防止策がとられています。
水平感染 ●医療従事者の針刺し事故
●肝臓、組織移植
●予防接種での注射器の
 使いまわし
●輸血(血液、血液製剤)
●薬物常用者の注射器の共用
●体液(性交渉など)
●器具の消毒の不徹底
 (ピアス、刺青など)



 
B型肝炎は「だれでもかかる可能性のあるVPD(ワクチンで防げる病気)」であり、
 ワクチンによる予防が重要です。

 

  B型肝炎ワクチン接種をご希望される方は当院へご連絡ください。
 (お問い合わせ番号:0952-29-6121)







 【参照リンク】
 KNOW VPD:http://www.know-vpd.jp/hbv/










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